WordPressとCocoonが動き出した直後に「Cocoon 初期設定」で検索すると、項目がずらっと並ぶ解説の海に出ます。全部やるべきなのか、どれを飛ばしていいのか。判断がつかないまま、1記事目がどんどん遠くなります。
先に結論です。記事を書く前に必要な初期設定は、4つだけです。このブログはその4つで開店して、6日で8記事を公開し、トップページの改造もAdSense審査の申請も、設定を増やさないまま進めてきました。

設定はゴールじゃありません!ゴールは1記事目を公開することです!
「最低限」の解説が、17項目ある世界
この記事を書く前に、検索上位の初期設定解説を読み比べました。「必要最低限」を名乗る2025年更新の現役記事で17項目。「最低限やっておきたい」の別の解説は、Cocoon設定の18セクションをひととおり回ります。画像32枚の大作もあり、プラグインを9個すすめる解説もまだ現役でした。
どの解説も丁寧に作られています。ただ、並んでいる項目には「いつやるべきか」の時間軸がありません。全部が「今やること」に見える書き方だから、最低限のはずが17項目になるのだと思います。
そこでこの記事は、物差しを1本だけにしました。「記事を書く前に必要か」。読み比べで出てきた項目を全部、この物差しで仕分けたのが次の表です。
| よく挙がる項目 | うちの判定 | 理由 |
|---|---|---|
| パーマリンク | 今やる | 唯一、後から変えると事故になる |
| 子テーマの有効化 | 今やる | カスタマイズの土台。選ぶだけ |
| コメント欄の方針 | 今やる | 放置がいちばんよくない。開けるなら手動承認 |
| カテゴリ設計 | 今やる | 後から動かすと記事の整理が発生する |
| アクセス解析・認証(GA4/サチコ) | 開設日にやる価値あり | ただし初期設定でなく計測の話。罠5つの記事で |
| タイトルタグ | もう機能している | サイト名を入れた時点で出力されている |
| 目次 | もう機能している | デフォルトで自動生成される |
| ブログカード | もう機能している | 内部リンクを貼れば自動でカードになる |
| 画像の圧縮 | もう機能している | WordPress本体が自動で縮小する |
| SEO設定 | 触らない | デフォルトで対策済みがCocoonの思想。うちも無変更 |
| 著者プロフィール | 書きながら | 読者が来る前に飾っても見る人がいない |
| OGP・シェア画像 | 書きながら | シェアされる記事ができてから。それまでもデフォルトで動く |
| フッター | 書きながら | プライバシーポリシー等のリンクを置くときに |
| 本文・投稿ページの表示調整 | 書きながら | 実物の記事で確かめながらのほうが手戻りがない |
| SNSシェア・フォローボタン | 書きながら | SNSの窓口が決まってから |
| スキン選び | その日が来たら | デザインはAIに頼める時代(配色47秒の実例) |
| 吹き出し | その日が来たら | 会話デザインを使う記事を書く日に |
| ボタン装飾 | その日が来たら | 使う日にAIで(2分49秒の実例) |
| 広告・PR表記 | その日が来たら | 収益のリンクを置く日にセットで |
| 高速化設定 | 困った日まで | 困る前に触ると、何かあったとき切り分けられない |
| 管理画面のPV表示など | 好みでいつでも | 読者には関係のない画面の話 |
| プラグインの導入 | やらない | 26種類を仕分けた結論は0個 |
表にして気づくことが1つあります。初期設定リストの中身は、半分近くが「設定する項目」ではなく「もう動いているのを確認するだけの項目」です。タイトルも目次もブログカードも画像の縮小も、何もしなくても機能しています。残るのは「書きながらでいいもの」と「その日が来たらやるもの」で、今日やる必要があるのは4つだけでした。

書く前にやるのは、この4つ

順番どおりにやれば、ひと息で終わる量です。
1. パーマリンクを「投稿名」にする
WordPress管理画面の「設定 → パーマリンク」で「投稿名」を選んで保存します。4つの中で、これだけが後から変えられません。正確には変えられますが、公開後に変えると全記事のURLが変わり、検索エンジンからの評価もSNSで張られたリンクも切れます。最初の1分で終わらせる価値が、いちばん大きい設定です。

2. 子テーマを有効化する
「外観 → テーマ」で「Cocoon Child」を有効化します。クイックスタートで開設した場合はもう入っているので、選ぶだけです。親テーマのCocoon本体はアップデートで中身が入れ替わるため、カスタマイズは子テーマ側に置くのが約束事です。ここを最初にしておくと、あとでAIにデザインを頼むときも安全に積み上がります。

3. コメント欄の方針を決める
開けるか、閉じるか。どちらでも運営はできますが、決めないまま放置しないことが大事です。開けるなら「設定 → ディスカッション」で、コメントの手動承認を必須にしておくと安心です。スパムも変なコメントも、承認するまで誰にも見えません。

4. カテゴリは親1つ+子2〜3で始める
「投稿 → カテゴリー」で、大きな親を1つ、その下に子を2〜3個だけ作ります。最初から細かく作ると、記事が入らない空き部屋だらけになります。カテゴリは記事が増えてから増やすもので、逆はうまくいきません。ついでに「未分類」は名前を変えるか、作った子カテゴリをデフォルトにしておくと、1記事目から迷いません。

書きながらでいいもの
プロフィール、サイトアイコン、OGP(SNSでシェアされたときの画像)、キャッチフレーズ、目次や本文まわりの細かい表示調整。このあたりは全部、書きながらで間に合います。
理由は単純で、読者が来る前に飾っても、見る人がいないからです。新しいブログに検索の読者が届くまでには数ヶ月かかります。記事が数本できてから、実物の記事で表示を確かめながら整えるほうが、結果的に手戻りもありません。
困った日まで、触らなくていいもの
- 高速化設定: 表示が遅いと感じた日にやる設定です。困った事実がないうちから触ると、何かあったときに原因の切り分けが難しくなります
- スキン(着せ替え)選び: デザインは、いまはAIに頼めます。このブログはスキンなしのまま、配色を47秒で変え、トップページまで作り替えました。スキン選びに使う時間を、記事に回せます
- プラグインの追加: よくすすめられる26種類を仕分けた結果、このブログは0個で運営しています。必要になった日に、その1個だけ入れれば足ります
- SEO設定のカスタマイズ: Cocoonはデフォルトで対策済みです。触っていないこのブログでも、検索エンジンへの登録は普通に進んでいます
4つで足りる証拠は、このブログです
このブログは上の4つだけで開店して、6日で8記事を公開しました。その間に、ボタンや配色やトップページのカスタマイズも、AdSense審査の申請もしましたが、初期設定を後から増やす必要は出ていません。
設定の完成度と、記事の進みは別物です。設定を先に完璧にしても記事は1本も増えませんが、記事を書けば、足りない設定は向こうから「必要になった」と教えてきます。そのとき直せば間に合います。

残りは書きながらで間に合います!まず1記事、書き始めましょう!!
まとめ
- 書く前の初期設定は4つだけ: パーマリンク「投稿名」/子テーマ有効化/コメント方針(開けるなら手動承認)/カテゴリ親1+子2〜3
- 4つのうち後から変えられないのはパーマリンクだけ。ここだけは最初の1分で
- プロフィールやOGPは書きながら・高速化やスキンやプラグインは困った日まで触らない
- 「最低限17項目」の海で迷ったら、物差しは「記事を書く前に必要か」の1本だけ
4つが終わったら、次は計測の土台です。GA4とサーチコンソールを、罠を避けながら設定します。
→ GA4とサーチコンソールの設定で踏む罠5つ。エラーが出ないから気づけない
そもそもなぜ無料テーマのCocoonなのか、が気になった人はこちらをどうぞ。


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